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特集 頭部外傷診療アップデート—ガイドラインを読み解く Ⅱ 外科的治療と神経集中管理・治療
外傷性頭蓋内血腫の外科的治療
著者: 八ツ繁寛1
所属機関: 1国立病院機構災害医療センター脳神経外科
ページ範囲:P.977 - P.985
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・急性期外傷性頭蓋内血腫である急性硬膜外血腫,急性硬膜下血腫,脳挫傷,脳内血腫が手術適応の場合は,可及的速やかに行わなければならないことが多い.
・病態に合わせて,開頭術,穿頭術,減圧開頭術などの術式を選択していく.
・急性期外傷性頭蓋内血腫である急性硬膜外血腫,急性硬膜下血腫,脳挫傷,脳内血腫が手術適応の場合は,可及的速やかに行わなければならないことが多い.
・病態に合わせて,開頭術,穿頭術,減圧開頭術などの術式を選択していく.
参考文献
1)日本脳神経外科学会,日本脳神経外傷学会(監),頭部外傷治療・管理のガイドライン作成委員会(編):頭部外傷治療・管理のガイドライン 第4版.医学書院,東京,2019
2)Otani N, et al:Surgical outcome following a decompressive craniectomy for acute epidural hematoma patients presenting with associated massive brain swelling. Acta Neurochir Suppl 106:261-264, 2010
3)刈部 博,他:急性硬膜外血腫に対する緊急穿頭術.日神救急会誌 20:69-72, 2007
4)Suzuki S, et al:Efficacy of endovascular surgery for the treatment of acute epidural hematomas. AJNR Am J Neuroradiol 25:1177-1180, 2004
5)八ツ繁寛,高里良男:急性硬膜下血腫の手術.脳外速報 19:744-749, 2009
6)Yokosuka K, et al:Endoscopic hematoma evacuation for acute and subacute subdural hematoma in elderly patients. J Neurosurg 123:1065-1069, 2015
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