文献詳細
文献概要
研究
脳神経外科領域におけるglucocorticoid投与法の検討(第1報)—脳神経外科手術前後の下垂体ホルモン分泌能について
著者: 森信太郎1 魚住徹1 渡部優2 滝本昇2 最上平太郎2 橋本琢磨3 大西利夫3 宮井潔3 熊原雄一3 松本圭史4
所属機関: 1広島大学脳神経外科 2大阪大学脳神経外科 3大阪大学中央臨床検査科 4大阪大学第2病理
ページ範囲:P.43 - P.49
文献購入ページに移動脳神経外科領域では主として脳浮腫の予防あるいは治療の目的で比較的大量のglucocorticoidがひろく用いられている.
その臨床的効果および有用性については,これに携さわる臨床家の認めるところとなっているが,その使用量,投与方法,副作用,適応,禁忌などについて系統的な検討はなされておらず,脳浮腫の発生する状況に応じて経験的に使用されているのが現状である.
掲載誌情報