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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科5巻10号

1977年09月発行

文献概要

症例

巨大な石灰化をきたした松果体部腫瘍の1例

著者: 森信太郎1 鮄川哲二1 西田正博1 吉本尚規1 松村茂次郎1 大田正博1 梶原四郎1 日比野弘道1 石川進1 魚住徹1 宮井潔2 熊原雄一3 松本翌史4

所属機関: 1広島大学脳神経外科 2大阪大学中央臨床検査科 3大阪大学第4内科 4大阪大学癌研腫瘍代謝部門

ページ範囲:P.1095 - P.1103

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Ⅰ.緒言
 松果体腫は頭蓋内腫瘍のうちで最も照射療法の有効な腫瘍の1つでこの腫瘍の深部局在性による直達的手術療法の困難性から照射療法がfint choiceとして用いられることが多くその治療的診断がひろく行われている1,2)
 この腫瘍の日本人における高い発生頻度,多彩な臨床症状,組織学的問題点および治療上の問題点から本腫瘍は頭蓋内腫瘍のうちで特異な位置を占めている3)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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