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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科5巻12号

1977年11月発行

文献概要

症例

Pituitary Apoplexyを起こした巨大下垂体腺腫

著者: 嘉山孝正1 内田桂太1 吉本高志1 和田徳男2 並木恒夫3

所属機関: 1東北大学脳研脳神経外科 2国立仙台病院脳神経外科 3国立仙台病院研究検査科病理

ページ範囲:P.1293 - P.1297

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Ⅰ.はじめに
 Pituitary apoplexyは一般に脳下垂体腫瘍において腫瘍内出血が起こり,そのために臨床症状の急激な発症,増悪を意味するclinical termである4).われわれは20年の長期の経過の後,突然重篤状態で発症し,主にnasopharyngeal extensionを呈していた巨大下垂体腺腫を経験したので臨床経過,剖検所見について報告し,あわせて若干の文献的考察を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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