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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科5巻13号

1977年12月発行

文献概要

研究

外減圧術における除去骨弁の保存について(第2報)

著者: 中島孝之1 染田邦幸1 山内康雄1 松村浩1

所属機関: 1関西医科大学脳神経外科

ページ範囲:P.1329 - P.1333

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Ⅰ.緒言
 昭和50年11月,我々が摘出頭蓋骨弁の大腿皮下埋没保存法を第1報として本誌上に表してから,年余の月日が経過した.前報にも述べたように,これまで個々の症例の頭蓋欠損部補填にあたって,種々の材質や方法の中から適当なものを選び出しても,頭蓋の形状となじまなかったり,冷凍保存骨弁が環納後早期に吸収されてしまうなど,術後の結果に満足しえない場合を少なからず経験している.
 これら従来の方法に対し,昭和49年以来,大腿皮下に埋没保存した骨弁による頭蓋形成症例において,その後中可能な限り追跡を行い,かなりの長期間を経過したので,昭和49年に骨弁摘出を行った2症例,およびその後経験した小児症例について報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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