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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科5巻13号

1977年12月発行

文献概要

症例

縫針穿刺による外傷性脳幹障害の1例

著者: 石井惟友1 梅崎博敏1 向井健悟2

所属機関: 1九州厚生年金病院神経内科 2九州厚生年金病院神経外科

ページ範囲:P.1395 - P.1398

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Ⅰ.はじめに
 脳幹部障害の原因は,血管障害,腫瘍,炎症,脱髄疾患その他があげられるが,外傷による脳幹実質障害を起こし,存命する例はまれである.われわれは縫針を大後頭孔より,橋・延髄部正中に穿刺し,多彩な神経症状を呈した外傷性脳幹障害例を経験したので,症例を報告し病巣部位と臨床徴候との関連について若干の考察を加えたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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