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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科5巻6号

1977年06月発行

文献概要

研究

C.T.による被殼出血の分類と外線状体動脈の動き

著者: 神野哲夫1 香川泰生1 片田和広1 シャーM.1 佐野公俊1 藤本和男1 戸田孝1

所属機関: 1名古屋保健衛生大学脳神経外科

ページ範囲:P.567 - P.572

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Ⅰ.緒言
 高血圧性脳出血,特にその被殻出血の分類と診断についての報告は数多い2,4,5).しかし最近のC.T.(computed tolnography)による分類およびそれと脳血写所見との対比,および片麻痺の予後との相関を見た報告を著者はいまだ見ていない.
 一方,C.T.は高額のためいずれの施設でも備えるわけにはいかず,その意味で脳血写所見との相関々係を確立することは意味あることと老える.著者らは被殻出血では,これを外線状体動脈の変化に求め検討した結果,以下のごとき若干の知見を得たので報告し,諸賢の御批判をいただきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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