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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科5巻6号

1977年06月発行

文献概要

症例

フロントガラス片による高位頸髄損傷の1症例

著者: 井須豊彦12 高村春雄1 上山博康1 越前谷幸平1 後藤聡1 上野一義1 岩隈勉13

所属機関: 1旭川赤十字病院脳神経外科 2北海道大学脳神経外科 3苔小牧市立総合病院脳神経外科

ページ範囲:P.597 - P.601

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Ⅰ.はじめに
 脊髄が直接損傷された報告例は銃弾によるものが多く見られる2,3,4,8,9).ガラス片による脊髄損傷に関しては,文献上我々が知りえた範囲ではBuczynskiら1)と宮崎ら5)の2症例の報告があるのみである.最近我々は,フロントガラス片による高位頸髄損傷により,後索症状の欠如した不完全Brown-Séquard症候群を呈した稀な1症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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