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症例
動眼神経麻痺を主徴とした脳下垂体卒中の1例
著者: 横山徹夫1 古場群己1 金子満雄1
所属機関: 1浜松医療センター脳神経外科
ページ範囲:P.681 - P.684
文献購入ページに移動脳下垂体腺腫に伴って突然発症する頭痛,意識障害,視力障害をきたす脳下垂体卒中に関する報告は少なくないが,我々は最近,動眼神経麻痺と髄膜刺激症状で発症し,臨床症状から内頸動脈瘤を疑った1例を経験したので報告する.あわせて下垂体卒中発症のメカニズム、および動眼神経麻痺発現の機序について若干の文献的考察を行った.
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