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文献概要
連載 海外での手術経験から学ぶ—手術環境・道具・技術そして心の重要性
vol. 2 海外での手術経験から得られるもの—若手術者への勧め
著者: 瀧澤克己1
所属機関: 1旭川赤十字病院脳神経外科
ページ範囲:P.234 - P.239
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第29回脳神経外科手術と機器学会(CNTT 2020)において,学会を主催された森田明夫先生(日本医科大学医学部脳神経外科教授)より,特別企画「海外での手術経験から学ぶ:手術環境・道具・技術の重要性」の演者の1人として発表をする機会をいただきました.私自身は,現在までにアジアの途上国を中心とした12カ国で200例近い手術症例を経験し(Fig. 1),多くのことを学んできました.学会で発表した内容を中心に自身の経験を紹介し,どのような脳神経外科医を目指すかを模索している若手の先生たちに,本稿が海外,特にアジア・アフリカなどの途上国の医療にも関心と興味をもっていただくきっかけになれば幸いです.
第29回脳神経外科手術と機器学会(CNTT 2020)において,学会を主催された森田明夫先生(日本医科大学医学部脳神経外科教授)より,特別企画「海外での手術経験から学ぶ:手術環境・道具・技術の重要性」の演者の1人として発表をする機会をいただきました.私自身は,現在までにアジアの途上国を中心とした12カ国で200例近い手術症例を経験し(Fig. 1),多くのことを学んできました.学会で発表した内容を中心に自身の経験を紹介し,どのような脳神経外科医を目指すかを模索している若手の先生たちに,本稿が海外,特にアジア・アフリカなどの途上国の医療にも関心と興味をもっていただくきっかけになれば幸いです.
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