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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科50巻4号

2022年07月発行

文献概要

特集 STA-MCAバイパス術—日本が世界に誇る技を学ぶ 鼎談

バイパス術の将来—内科・外科の立場から

著者: 平野照之1 岩間亨2 森岡基浩3

所属機関: 1杏林大学脳卒中医学教室 2岐阜大学脳神経外科 3久留米大学脳神経外科

ページ範囲:P.713 - P.718

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 新薬の開発など内科的治療の発展により,脳卒中治療における浅側頭動脈(STA)-中大脳動脈(MCA)バイパス術の適応は減少傾向にあります.そのようななかで,いざというときにどう備えるか,またよりよい治療をめざし脳卒中内科医とどう協働するか,脳神経外科医にとって今日の大きな課題と言えます.本鼎談では,先達から受け継いだバイパス術のエビデンス,最新の脳卒中治療,自身の手技の磨き方,STA-MCAバイパス術の今後の可能性について,エキスパートの先生方にお話しいただきました.(2022年3月18日収録)

参考文献

1)JET Study Group:Japanese EC-IC Bypass Trial(JET Study)—Study designと中間解析結果.脳卒中の外30:97-100, 2002
2)日本脳卒中学会脳卒中ガイドライン委員会:脳卒中治療ガイドライン2021.協和企画,東京,2021
3)Miyamoto S, et al, JAM Trial Investigators:Effects of extracranial-intracranial bypass for patients with hemorrhagic moyamoya disease:results of the Japan Adult Moyamoya Trial. Stroke 45:1415-1421, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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