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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科50巻4号

2022年07月発行

文献概要

特集 STA-MCAバイパス術—日本が世界に誇る技を学ぶ Ⅱバイパス術の実際

手術手技の流派を知るⅠ:スタンダード手技—上山式STA-MCAバイパス術

著者: 瀧澤克己1

所属機関: 1旭川赤十字病院脳神経外科

ページ範囲:P.759 - P.766

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Point
・バイパス術で最も重要なのは「長期のpatency」であるが,「虚血合併症の回避(遮断時間の短縮)」も同様に重要である.
・術野設定を含めた吻合操作前の準備が,バイパス術成功のカギとなる.
・すべてのステップで完璧な手技を行うことを意識し,確認を怠らないことが重要である.

参考文献

1)Kamiyama H, et al:Visualization of the ostium of an arteriotomy in bypass surgery. Neurosurgery 33:1109-1110, 1993
2)宝金清博:脳血行再建術.中外医学社,東京,2000
3)Garnette Sutherland, 他(編),杉山 拓:Mastering Intracranial Microvascular Anastomoses. メディカ出版,大阪,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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