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雑誌目次

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科50巻5号

2022年09月発行

雑誌目次

特集 感染症—脳神経外科医のためのエッセンス

Editorial

著者: 安原隆雄

ページ範囲:P.919 - P.919

 脳神経外科領域では,感染症と無関係に診療を行うことはできません.すなわち,脳神経外科医は必ず何らかの感染症と遭遇するため,適切に対処しなくてはなりません.近年,さまざまなサブスペシャルティ領域において,充実した教育コンテンツが提供され,脳神経外科医はスタンダードから新しい情報まで入手できます.しかし,感染症が脳神経外科領域で取り上げられることは少なく,脳神経外科医が感染症についてまとまって勉強する機会は乏しかったかと思います.
 本特集は,今後多くの症例の治療に携わる後期研修医・若手脳神経外科医の方々をターゲットに,脳神経外科医が押さえるべき感染症(診断・管理・対策),抗菌薬,外科治療などの知識について,わかりやすくお示しすることを目的にしました.一方,すでに豊富な知識・経験をお持ちの先生方にとっても知識のアップデートを図りスキルアップにつなげられる,有益な内容になると考えています.

Ⅰ中枢神経における感染性疾患

髄膜炎(脳室炎含む)・脳炎・脊髄炎

著者: 亀井聡

ページ範囲:P.920 - P.932

Point
・感染性の髄膜炎,脳炎,脊髄炎などの中枢神経系感染症は,迅速かつ適切な治療開始が患者の予後の上から重要であり,時間単位の対応を要する神経学的緊急事態(neurological emergency)である.
・頭部外傷や脳室内ドレナージやシャントなどを受けた患者の細菌性髄膜炎では,耐性ブドウ球菌が多く,「メロペネム+バンコマイシン」が推奨される.
・稀ではあるが,脳神経外科領域の術後に単純ヘルペス脳炎が発症する場合がある.

脳膿瘍

著者: 金谷康平 ,   堀内哲吉

ページ範囲:P.933 - P.941

Point
・脳膿瘍は直接または血行性に起炎菌が侵入して生じる疾患である.
・細菌,抗酸菌,真菌,寄生虫が原因となる.迅速な診断,治療および原因検索が必要である.

ウイルス感染症

著者: 細矢光亮

ページ範囲:P.942 - P.951

Point
・中枢神経系へのウイルスの感染症には,神経組織に対する直接的感染・侵襲・炎症である脳炎・脊髄炎と,脳脊髄膜への感染・炎症である髄膜炎がある.
・ウイルスの中枢神経への直接の感染ではないが,ウイルス感染症に関連して非炎症性の脳浮腫を呈するのが急性脳症である.

その他の感染症疾患(真菌症・結核・寄生虫を含む)

著者: 高木隆助 ,   瀧山嘉久

ページ範囲:P.952 - P.960

Point
・真菌・原虫などによる稀な疾患は易感染状態で発症することが多く,既往歴,治療歴の聴取が大切である.
・クリプトコッカス,梅毒は血清の抗原検査がスクリーニングに有用である.
・真菌・結核・原虫感染による髄膜炎・脳炎では,脳生検,水頭症のシャント術,脳室内ドレナージなど外科的な処置が必要になる症例が多い.

血管と感染症

著者: 鹿毛淳史 ,   遠藤英徳 ,   冨永悌二

ページ範囲:P.961 - P.968

Point
・細菌性脳動脈瘤は稀ではあるが脳卒中として遭遇することがあり,通常の囊状動脈瘤と異なり,末梢血管の小型紡錘状動脈瘤が多い.
・細菌性脳動脈瘤は,破裂の有無,部位,血腫の有無,心臓手術の要否などを総合的に勘案して治療方針(開頭手術,血管内治療,複合治療)を決定する.
・感染性静脈洞血栓症は抗菌薬や抗ウイルス薬による治療と抗凝固療法が行われるが,確立したエビデンスはない.

脳血管内治療と感染症

著者: 平松匡文 ,   春間純 ,   菱川朋人 ,   杉生憲志 ,   伊達勲

ページ範囲:P.969 - P.976

Point
・脳血管内治療に伴う感染性合併症は稀だが,デバイス周囲に膿瘍が形成された場合は治療が困難で致死的になり得る.
・感染性合併症を避けるためには,清潔操作を遵守し,症例によっては予防的な抗菌薬投与を検討する.
・感染関連疾患に対する脳血管内治療はリスクの高い治療であり,症例ごとに安全な治療戦略を検討する必要がある.

化膿性脊椎椎間板炎・脊椎硬膜外膿瘍の治療

著者: 佐々木学 ,   貴島晴彦

ページ範囲:P.977 - P.986

Point
・手術の有無にかかわらず有効な抗菌薬治療が必須であり,薬剤選択には起因菌の感受性だけでなく,骨移行性を考慮する必要がある.
・化膿性脊椎椎間板炎の手術は自家骨片を用いた前方固定術が基本であったが,低侵襲手術を応用して多様な術式選択が可能となった.
・後方除圧術は脊椎硬膜外膿瘍に有用であり,経皮的後方インストゥルメンテーションを併用すれば全脊椎レベルに応用可能である.

感染症との鑑別を要する脳脊髄疾患

著者: 三月田祐平 ,   栂尾理 ,   吉本幸司

ページ範囲:P.987 - P.996

Point
・感染性疾患との鑑別を要する疾患群は多岐にわたるが,脳神経外科医にとっては診療機会の少ない疾患もあり,鑑別疾患を慎重に想起しながら診療にあたる必要がある.
・画像所見のみでは,感染と腫瘍性疾患や自己免疫疾患などとの鑑別が困難な場合も多く,病歴や患者背景をもとに病態の把握に努めることが肝要である.

Ⅱ脳神経外科領域におけるSSIとその予防・対策

脳神経外科各領域における術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン

著者: 井川房夫

ページ範囲:P.998 - P.1007

Point
・わが国の脳神経外科手術では,周術期手術部位感染に対しガイドラインが遵守されていない施設もあり周知と対策が必要である.
・脳神経外科領域の『術後感染予防抗菌薬適正使用のための実践ガイドライン』が発行された.
・術後感染予防抗菌薬の投与はできる限り24時間以内とし,長くても48時間は超えないようにする.

一般開頭術におけるSSI

著者: 長谷川洋敬 ,   齊藤延人

ページ範囲:P.1008 - P.1016

Point
・術後30日以内の創部を巻き込む感染を手術部位感染(SSI)と呼ぶ.
・開頭術後のSSI発生率は2〜8%程度である.
・深部SSIでは広域抗菌薬使用を視野に入れ,感染箇所・形態把握,原因菌同定,感染源の外科的除去,長期抗菌薬加療が治療の中核となる.
・SSI低減に向けてリスク因子を理解し,evidence-basedな取り組みを行っていくことが肝要である.

頭蓋底外科領域におけるSSIとその予防・対策

著者: 小泉慎一郎 ,   黒住和彦

ページ範囲:P.1017 - P.1026

Point
・頭蓋底手術は準清潔手術になる場合も少なくなく,必要に応じた適切な対処方法を正しく理解し,遂行することで重大な合併症を防ぐことができる.
・前頭洞が開放される開頭術では,硬膜の確実な修復による髄液漏の阻止と,前頭洞の閉鎖がSSIを軽減する.
・経鼻内視鏡手術において髄液漏はSSIの危険因子であり,確実な鞍底再建による術後髄液漏の防止がSSIを軽減する.

機能神経外科における感染—デバイスを用いた手術を中心に

著者: 佐々木達也 ,   安原隆雄 ,   伊達勲

ページ範囲:P.1027 - P.1034

Point
・デバイスを用いる手術が多い機能神経外科において,手術部位感染は最も注意すべき手術合併症である.
・感染予防としては消毒,創部の洗浄,抗菌薬の適切な使用,丁寧な縫合,そして迅速な手技が基本かつ最重要である.
・感染判明後は速やかに対応し,患者のADL,QOL低下を最小限にするためにあらゆる対策を講じる.

水頭症手術・小児脳神経外科手術におけるSSI

著者: 阪本浩一朗 ,   堀越恒 ,   川村海渡 ,   飯村康司 ,   近藤聡英

ページ範囲:P.1035 - P.1043

Point
・小児脳神経外科において,手術部位感染(SSI)は重大な結果をもたらす可能性がある.
・シャント手術は,手術手技や手順の管理で感染合併症を回避し得る.
・プロトコル遵守で,SSIの発生を抑えられる.

脊椎・脊髄手術におけるSSI—予防と対策

著者: 竹島靖浩 ,   中瀬裕之

ページ範囲:P.1044 - P.1052

Point
・脊椎・脊髄SSIでは,深部の感染,インプラントの感染,髄液感染を呈することが特徴である.
・感染リスクに関する患者因子の有無を評価し,術前から積極的にリスク低減を図る.
・臨床徴候,創部の状態,血液検査結果の推移を監視し,常に術後感染を疑う姿勢が早期対処を可能とする.
・術後感染と診断した際は波及範囲を同定し,外科介入の必要性も念頭に置いた初期治療計画を立てる.

頭部外傷手術におけるSSI

著者: 清平美和 ,   末廣栄一

ページ範囲:P.1053 - P.1060

Point
・頭部外傷症例では,汚染創を扱うこともあり通常の脳神経外科における予定手術症例とは異なる感染様式についても考慮した治療を行う必要がある.
・開頭範囲の広い減圧開頭術が必要な場合や,頭蓋内圧管理のための異物留置など頭部外傷に特徴的な感染管理が必要となる場合もある.
・外傷症例に特異的な病態や手術症例,術後創部感染症について考察する.

Ⅲ脳神経外科と感染症—特殊な病態とトピックス

脳神経外科救急と新型コロナウイルス感染症

著者: 今村博敏 ,   坂井信幸

ページ範囲:P.1061 - P.1070

Point
・医療崩壊を起こさないためには,医療従事者が感染しないことだけでなく,濃厚接触者に指定されないことが鍵となる.
・患者の分類,適切な個人防護具の使用,ゾーニングの設定が,院内感染を来さないために重要である.
・救急の現場で感染予防を行いながら時間を急ぐためには,事前の綿密なシミュレーションが必要である.

Long COVIDにおける中枢神経・精神関連合併症

著者: 萩谷英大 ,   大塚文男

ページ範囲:P.1071 - P.1077

Point
・Long COVID患者が増加している一方で,その病態・治療方法は未解明であり,さらなる研究が期待される.
・Long COVID患者は多様な症状を訴えるため,包括的・体系的に対応ができる診療環境を整えることが望ましい.
・Long COVIDにおいて中枢神経・精神関連合併症は中心症状であり,神経内科・脳神経外科・精神科など関連専門診療科の連携が重要である.

クロイツフェルト・ヤコブ病と人工硬膜—ライオデュラ®,そして脳神経外科に求められるプリオン病対策

著者: 太組一朗 ,   秋野公造

ページ範囲:P.1078 - P.1086

Point
・日本ではこれまでライオデュラ®移植歴のある医原性プリオン病が156症例判明しており,現在でも新規発症がみられている.ライオデュラ®移植歴とは,すなわち脳神経外科手術歴である.
・上記とは別に,孤発性プリオン病・遺伝性プリオン病は年間200例程度発症している.この患者群に脳神経外科手術を行わざるを得なくなったとき,脳神経外科手術器械によるプリオン病二次感染は避けねばならない.厚生労働省研究班を中心にプリオン病二次感染対策が講じられており,ガイドラインが策定されている.
・脳神経外科手術器械滅菌法は,厚生労働省研究班が公表する最新の『プリオン病感染予防ガイドライン』を遵守する必要がある.

脳神経外科領域における新しい医療材料と感染症

著者: 小原亘太郎 ,   川俣貴一

ページ範囲:P.1087 - P.1093

Point
・他家血液・組織由来の医療材料を使用する際には,感染のリスクを考慮する必要がある.
・創部感染を予防するために抗菌性を備えた医療材料が開発され,その有効性を検証するために多くの研究が行われている.

—▼コラム—SSI予防を念頭に置いた脳神経外科手術の心構え

著者: 安原隆雄 ,   伊達勲

ページ範囲:P.1095 - P.1098

はじめに
 脳神経外科手術は,開頭術,穿頭術,脊椎脊髄手術,経鼻内視鏡手術,水頭症手術,小児脳神経外科手術,その他,さまざまな術式を含んでおり,手術部位感染(surgical site infection:SSI)がわずかである血管内治療を除くと,SSIを完全に制御することはできない.SSIの発生リスクは,清潔度が異なるため術式によって異なるが,低栄養や糖尿病に代表される患者要因,出血量や手術手技に代表される手術要因により大きく影響される.
 本特集は,「Ⅰ 中枢神経における感染性疾患」と「Ⅱ 脳神経外科領域におけるSSIとその予防・対策」,そして,「Ⅲ 脳神経外科と感染症—特殊な病態とトピックス」という3つの章から成っている.Ⅱ章では,術式ごとの予防・対策が経験豊富な術者からさまざまな観点で示されている.本コラムでは,25年目の脳神経外科医である筆頭著者なりに,SSI予防を念頭に置いた脳神経外科手術の心構えについて述べる.

総説

てんかん外科における定位的頭蓋内脳波(SEEG)の有用性

著者: 小林勝哉 ,   ,   ,   GONZÁLEZ-MARTÍNEZGonzález-Martínez ,   松本理器

ページ範囲:P.1101 - P.1117

Ⅰ はじめに
 頭蓋内脳波(intracranial electroencephalography:iEEG)は,薬剤抵抗性難治性の焦点てんかん患者の術前評価で50年以上使用されている.近年本邦でも本格的に導入された定位的頭蓋内脳波(stereoelectroencephalography:SEEG)は,てんかん焦点・てんかん原性領域(epileptogenic zone:EZ)を含むてんかん発作に主に関与する脳内ネットワークを深部の大脳皮質(弁蓋部・島・内側面・底面など)を含めて評価する手法である.SEEGは,従来てんかん外科手術の適応となりにくかった複雑な症例(MRI陰性,いわゆるnon-lesional症例など)に対する有用性の点などから今後大幅に普及することが予想される.北米の主要なてんかんセンターでも,従来は硬膜下電極(subdural grid electrode:SDG)による術前評価が行われていたが,現在ではSEEGを主に使用する状況に変化しつつある.これは,症例によってはSEEGがEZをSDGより正確に同定し得ることによると考えられる.
 しかし,SEEGは3次元的なSDGというわけではなく,SEEGの術前評価,特にEZの仮説設定,電極留置プランニング,解釈は,SDGのそれらとは異なる点が多い.SEEGを行う場合は十分なてんかん術前評価,特に頭皮上脳波での発作症候と脳波の解析が求められ,またSEEG電極留置期間中には独自の解釈の知識も求められる.不十分な術前評価や理解のもとSEEGが行われると,不十分な結論,ひいては良好な術後予後に至らない可能性も高い.SEEGを学び適切に使用するためには実践的なアプローチが不可欠で,経験者のもとで一定期間適切なトレーニングを積んだ上で経験と研鑽を継続する必要がある.現在,SEEGを最適に使用し判読するためのガイドラインはなく,特に日本においては経験者からの意見を含めて,SEEGのスタンダードを築いていく必要がある.SEEGは臨床的には複雑な症例を含む難治焦点てんかんの術前評価に有用であるとともに,ヒト脳内ネットワークを評価する研究的手法でもあり,今後の脳病態および神経科学の領域の発展に寄与する新たな手法と考えられる.本稿では,SEEGを実践する上で有用と思われる基本的事項,特に症例選択,仮説設定,電極留置プランニングについて概説する.またSEEGの脳波解析について,実際の症例を用いて紹介する.

連載 熱血! 論文執筆コーチング—中堅脳神経外科医が伝えたい大切なこと【新連載】

第1回 とりあえず論文を書いてみよう!

著者: 森下登史

ページ範囲:P.1118 - P.1121

連載開始にあたって
 現在,脳神経外科学会認定専門医の取得には論文発表が必要要件の1つであることから,脳神経外科専攻医にとって論文執筆は避けて通れないハードルとなっています.そのため,専攻医や若手指導医に向けて論文執筆の指針を示すことができれば,本邦の脳神経外科の発展に貢献できるのではないかと考えました.
 本連載では主に臨床論文に焦点を絞り,脳神経外科領域特有の作法も踏まえた論文執筆のポイントを,症例報告から原著論文,総説までステップアップしながら説明していく予定です.筆者の中堅指導医としての経験を織り交ぜながら,受理される論文をどのように書けばよいかを考えていきたいと思います.初回では,若手向けのメッセージを中心に,脳神経外科領域論文の特殊性などについてお話しします.

書評

—監修:千葉 一裕 著:堀内 圭輔—医学英語論文 手トリ足トリ—いまさら聞けない論文の書きかた

著者: 戸口田淳也

ページ範囲:P.1100 - P.1100

初めて論文を書く学生のみならず,指導者もお薦め
 著者の堀内圭輔先生とは整形外科の臨床における専門領域を共有していることから,以前より親交を深めていただいている.同時に基礎生物学の研究にも従事されていることから,私が編集委員を務めている学術誌に投稿された論文の査読をしばしばご依頼申し上げている.大きな声では言えないが,査読者のreviewの質は,いわゆるピンキリである.その中で著者のreviewは,内容を十分理解した上で,研究の目的は論理的なものであるのか,実験計画に見落としがないのか,結果の解釈は妥当であるのか,そして結論は結果から推定されるものなのかという点について,毎回極めて適切なコメントを頂いている.たとえ最終的な意見がrejectであっても,投稿者にとって有用なアドバイスとなるコメントをcomfortable Englishで提示され,いつも敬服していた.本書を一読して,なるほど論文を書くということに対して,このような確固たる姿勢を持っておられるから,あのようなreview commentが書けるのだと納得した次第である.
 著者が述べているように,学術論文とは情報を他者と共有するためのツールである.SNSを介しての情報共有と異なる点は,情報の質,信頼性に関して,複数の専門家が内容を吟味した上で公開されることである.そして公開された情報に基づいてさらに深く,あるいは広く研究が行われ,その成果が再び学術論文として公開されていく.つまり学術論文を書くということは,小さな歩みであるかもしれないが,科学の進歩に貢献するということであり,自分の発見したことを,わくわくする気持ちで文章にするということである(私の大学院生時代のボスは,Nature誌に単独著者でI foundで始まる論文を書かれていた!).

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目次

ページ範囲:P.914 - P.915

欧文目次

ページ範囲:P.916 - P.917

バックナンバーのご案内

ページ範囲:P.1123 - P.1123

次号予告

ページ範囲:P.1124 - P.1124

基本情報

Neurological Surgery 脳神経外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1251

印刷版ISSN 0301-2603

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