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特集 Theモニタリング—基本から応用まで Ⅱ モニタリング種類別
聴性脳幹反応(ABR)
著者: 本山靖1
所属機関: 1大阪警察病院脳神経外科
ページ範囲:P.425 - P.429
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・聴性脳幹反応(ABR)は脳幹機能・聴力の評価が可能であり,術中モニタリングにおいて,特に聴力障害の予防に有用である.
・術中モニタリングとしてのアラートは,Ⅴ波の延長とそれに続く振幅の低下である.
・アラート時の対応は牽引の解除と操作の休止が基本である.
*本論文中、[Video]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年6月まで)。
・聴性脳幹反応(ABR)は脳幹機能・聴力の評価が可能であり,術中モニタリングにおいて,特に聴力障害の予防に有用である.
・術中モニタリングとしてのアラートは,Ⅴ波の延長とそれに続く振幅の低下である.
・アラート時の対応は牽引の解除と操作の休止が基本である.
*本論文中、[Video]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年6月まで)。
参考文献
1)国広美紀,他:当施設における聴性脳幹反応閾値と標準純音聴力閾値の比較.耳鼻展望 42(Suppl 1):136-139, 1999
2)Joo BE, et al:Real-time intraoperative monitoring of brainstem auditory evoked potentials during microvascular decompression for hemifacial spasm. J Neurosurg 125:1061-1067, 2016
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