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特集 臨床脳神経外科医にとってのWHO脳腫瘍分類第5版
Editorial
著者: 園田順彦1
所属機関: 1山形大学脳神経外科
ページ範囲:P.759 - P.759
文献購入ページに移動 WHO脳腫瘍分類第5版は2021年に発刊され,約2年が経過し徐々に実臨床においても普及しつつあります.しかしながら,本邦において,保険収載の問題などから確定診断がきわめて困難な疾患が存在するのも事実です.そこで本特集は「臨床脳神経外科医にとってのWHO脳腫瘍分類第5版」と題し,実際に脳腫瘍を治療する専門医前後の医師にとって,WHO脳腫瘍分類第5版の中から必要不可決である疾患を取り上げ,知識・理解を深めることを目的に企画しました.
第1章は総論として「WHO脳腫瘍分類第5版の概要」と題しました.まず,成人・悪性良性脳腫瘍,小児脳腫瘍について,WHO脳腫瘍分類第5版における分類法・診断に関する概略をまとめました.また,2022年WHO内分泌腫瘍・神経内分泌腫瘍で分類されるようになった下垂体前葉神経内分泌腫瘍に関しても,トルコ鞍部腫瘍の中で取り上げました.
第1章は総論として「WHO脳腫瘍分類第5版の概要」と題しました.まず,成人・悪性良性脳腫瘍,小児脳腫瘍について,WHO脳腫瘍分類第5版における分類法・診断に関する概略をまとめました.また,2022年WHO内分泌腫瘍・神経内分泌腫瘍で分類されるようになった下垂体前葉神経内分泌腫瘍に関しても,トルコ鞍部腫瘍の中で取り上げました.
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