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連載 熱血! 論文執筆コーチング—中堅脳神経外科医が伝えたい大切なこと
第7回 症例報告の書き方③
著者: 森下登史1
所属機関: 1福岡大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.942 - P.947
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前回(第6回,Vol. 51 No. 4)と前々回(第5回,Vol. 51 No. 3)では症例報告の書き方について,テーマの選び方と執筆の概要をお伝えしました.前回触れたようにCase Report(CARE)guidelines1)に則って執筆すればある程度体裁は整いますが,今回は特に,査読者の視点から気をつけるべき点を補足していきたいと思います.
前回(第6回,Vol. 51 No. 4)と前々回(第5回,Vol. 51 No. 3)では症例報告の書き方について,テーマの選び方と執筆の概要をお伝えしました.前回触れたようにCase Report(CARE)guidelines1)に則って執筆すればある程度体裁は整いますが,今回は特に,査読者の視点から気をつけるべき点を補足していきたいと思います.
参考文献
1)渡邊 裕,他:論文作成に必要な知識—症例報告と観察研究論文に記載すべき事項.日摂食嚥下リハ会誌 24:77-89, 2020
2)Takeda K, et al:Repeated coil embolization of traumatic basilar artery pseudoaneurysm accompanied by bilateral traumatic internal carotid artery stenosis following severe head injury in a pediatric patient:A case report and literature review. Surg Neurol Int 14:199, 2023
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