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特集 ITを駆使した術前シミュレーション—トラブル回避と時短手術習得 Ⅲ 合併症対策のための術前シミュレーション
血管芽腫などのhypervascular腫瘍
著者: 吉田裕毅1 中冨浩文1
所属機関: 1杏林大学医学部付属病院脳神経外科
ページ範囲:P.358 - P.366
文献購入ページに移動・血管芽腫は血流に富む腫瘍であり,その摘出に際しては,まず流入動脈を処理した後に流出静脈を処理し,一塊にして腫瘍を摘出することが重要である.
・術前検討では腫瘍がどこを占拠し,主要な流入動脈と流出静脈が何であるかを把握することがアプローチ選択の鍵となる.
・摘出の基本戦略と最適なアプローチルートの検討を行う際に,高精細な融合3次元画像が有用である.
*本論文中、[Video]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年4月まで)。
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