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特集 髄膜腫の現在—最新の知識を活かした最善の治療のために Ⅴ 髄膜腫に対する集学的治療
3次元画像を用いた髄膜腫摘出術の手術シミュレーション
著者: 吉野正紀1
所属機関: 1東京警察病院脳神経外科
ページ範囲:P.805 - P.813
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・髄膜腫手術における基本は4D(detachment,devascularization,debulking,dissection)である.
・4Dを検討する上で,3次元画像を用いたシミュレーションは有用である.
・ただし,元画像で描出できないものは3次元画像上でも描出はできないことを忘れてはならない.
*本論文中、[Video]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年8月まで)。
・髄膜腫手術における基本は4D(detachment,devascularization,debulking,dissection)である.
・4Dを検討する上で,3次元画像を用いたシミュレーションは有用である.
・ただし,元画像で描出できないものは3次元画像上でも描出はできないことを忘れてはならない.
*本論文中、[Video]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年8月まで)。
参考文献
1)原 貴行:髄膜腫の手術適応と治療戦略.脳神外ジャーナル 28:462-469, 2019
2)井川房夫,他(編):医療用3Dワークステーションで学ぶ 脳神経外科手術戦略シミュレーション.中外医学社,東京,2024
3)與儀 彰:MRIを用いた髄膜腫の硬さの予測.画像診断 38:107-114, 2018
4)小山博史,他:バイオメディカル融合3次元画像処理.東京大学出版会,東京,2015
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