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特集 くも膜下出血のニューフロンティア—病態の再考と治療の進化 Ⅲ 破裂脳動脈瘤に対する直達術
経シルビウス裂アプローチによるクリッピング—基本から応用まで
著者: 小野秀明1
所属機関: 1東京大学医学部脳神経外科
ページ範囲:P.946 - P.956
文献購入ページに移動・経シルビウス裂アプローチで大切なことは,確実な視認,解剖学的認識と,安定した操作である.
・実際の手技は,動静脈の所属を把握する,脳を優しく動かして空間を作る,切るべきくも膜を切る,動脈を追う,という作業になる.
・くも膜下出血の手術は洗う手術である.正常構造物が見えるまで洗浄・吸引を繰り返し,切るべきものが見えてから切り,動脈を頼りに進む.
*本論文中、[Video]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年10月まで)。
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