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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科6巻10号

1978年10月発行

文献概要

症例

頭蓋内巨大脳底動脈瘤の1例

著者: 片倉隆一1 吉本高志1 大和田健司1 旭方旗2

所属機関: 1東北大学脳疾患研究施設脳神経外科 2寿泉堂総合病院脳神経外科

ページ範囲:P.1015 - P.1018

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はじめに
 頭蓋内脳動脈瘤は,その破裂に起因するくも膜下出血で発症する場合がほとんどであるが,なかにはくも膜下出血を来さず,徐々に進行するmass signとして発症し,脳血管写で始めて巨大な動脈瘤が発見されることがある.
 頭蓋内巨大脳動脈瘤の定義は,諸家により多少の相違が見られるが,最大径25mm以上のものを巨大脳動脈瘤とする場合が多い.巨大脳動脈瘤は,発生部位,症状の発現様式では,一般にそれ以下の大きさの脳動脈瘤とは異なり,また直接手術が困難なことが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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