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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科6巻11号

1978年11月発行

文献概要

研究

動脈硬化により発生したと考えられる脳動脈瘤11症例の臨床検討—Sclerotic cerebral aneurysms

著者: 大原宏夫1 坂本哲也1 鈴木二郎1

所属機関: 1東北大学脳疾患研究施設脳神経外科

ページ範囲:P.1057 - P.1064

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Ⅰ.はじめに
 動脈硬化が原因で発生する脳動脈瘤(以下,動脈硬化性脳動脈瘤sclerotic cerebral aneurysmと称する)には脳底動脈等の主幹動脈自体が紡錘形に拡張して形成されるもの(fusiform aneurysm)と,形態的には嚢状を呈するが動脈分岐部とは関係なくかつ親動脈と共に動脈瘤自体も著明な動脈硬化に陥っているものがある2).後者の型の場合は外科的治療の対象となる.そこで自験例をもとに動脈硬化性脳動脈瘤の症状,診断,治療および予後を中心に臨床的面から検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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