icon fsr

文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科6巻11号

1978年11月発行

文献概要

研究

破裂脳動脈瘤症例に対する第3脳室造瘻術

著者: 坂本哲也1 児玉南海雄1 鮱名勉1 鈴木二郎1

所属機関: 1東北大学脳疾患研究施設脳神経外科

ページ範囲:P.1071 - P.1075

文献購入ページに移動
はじめに
 破裂脳動脈瘤患者の外科的治療の予後を左右する因子の中で,いわゆる急性水頭症11),あるいは慢性期に出現する正常圧水頭症1)に対しては,持続脳室ドレナージあるいは脳室腹腔連絡術などの減圧術を時期を失せずに病態に応じて施行すれば有効である.
 これらの病態像の原因である,くも膜下出血後の髄液循環の異常はくも膜下出血により頭蓋内の髄液循環経路を種々の段階でblockされることにより発生する5,12)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら