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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科6巻4号

1978年04月発行

文献概要

Current Topics

脳波のコンピュータ処理

著者: 間中信也1

所属機関: 1東京大学脳神経外科

ページ範囲:P.327 - P.329

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 脳波の分析は従来の用手法あるいはアナログフィルターを用いた方法から,1965年ごろを境にデジタル計算機を用いた分析方法へと移っていった.1970年ごろからは関連学会でコンピュータによる脳波の分析の演題発表がとくに盛んになった.本稿の目的は現在の本邦における脳波のコンピュータ処理の現状を紹介することにある.1966年までの脳波分析の実情は,脳波の電気現象の分析法とその応用(藤森ら編,医学書院)に詳しい.1973年までの欧米の仕事に関してはAutomatic of Clinical Electroencephalography(KellawayとPetersen編,Raven Press,1973)によくまとまっている,脳波計量診断の最近の動向については斉藤の論文(医川電子と生体工学,13:105-108,1975)がよくまとまっている.
 多方面にわたる脳波分析の仕事を便宜上脳波分析の基本的方法,脳波の自動解析(診断),脳波の分析の結果の表示法の3項に分けて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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