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症例
放射線療法後発生したと思われるMalignant meningiomaの1例
著者: 片倉隆一1 大原宏夫1 桜井芳明1
所属機関: 1東北大学脳疾患研究施設脳神経外科
ページ範囲:P.935 - P.939
文献購入ページに移動脳腫瘍治療において放射線療法は重要な役割を占めている.しかし,同時にradiation necrosisなどの放射線障害の問題があり,また放射線治療後数年を経て,組織学的に全く異なった脳腫瘍が発生するという報告も少数ながら見られている2,4,5,7,10,11,12,13,14,15).
今回われわれは,ependylnomaの術後放射線療法を行い,9年後照射部位に一致してmalignant meningiomaの発生を見た1例を経験したので報告する.
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