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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科6巻9号

1978年09月発行

文献概要

症例

放射線療法後発生したと思われるMalignant meningiomaの1例

著者: 片倉隆一1 大原宏夫1 桜井芳明1

所属機関: 1東北大学脳疾患研究施設脳神経外科

ページ範囲:P.935 - P.939

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Ⅰ.はじめに
 脳腫瘍治療において放射線療法は重要な役割を占めている.しかし,同時にradiation necrosisなどの放射線障害の問題があり,また放射線治療後数年を経て,組織学的に全く異なった脳腫瘍が発生するという報告も少数ながら見られている2,4,5,7,10,11,12,13,14,15)
 今回われわれは,ependylnomaの術後放射線療法を行い,9年後照射部位に一致してmalignant meningiomaの発生を見た1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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