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Case Study
両側視力・視野障害と汎下垂体前葉機能低下を来たした巨大内頸動脈瘤直達手術例
著者: 魚住徹1 島健1 森信太郎1
所属機関: 1広島大学脳神経外科
ページ範囲:P.25 - P.31
文献購入ページに移動通常の脳動脈瘤がくも膜下出血で発症するのに対し,巨大脳動脈瘤は出血をきたす事は比較的少なく,頭蓋内占拠物体として周囲の脳組織神経を圧迫して次第に症状を塁してくる事が多い,われわれも最近,両側視力,視野障害で発症した巨大内頸動脈瘤を経験し,最終的には直達手術を行い,一側視力を温存する事が出来た1症例を経験したので臨床経過を追いその問題点をあげ,診断と治療について考察を加える.
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