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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科7巻11号

1979年11月発行

文献概要

総説

ニューロンとグリアの突起

著者: 平野朝雄1

所属機関: 1モンテフィオーレ病院神経病理

ページ範囲:P.1023 - P.1033

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はじめに
 中枢神経を構成する細胞は,神経組織の主要な細胞である神経細胞と支持細胞であるグリアであります.神経系を扱う人々は,臨床家であれ,研究者であれ,誰もがニューロンとグリアに対する1つのimageをもっておりまして,そのimageが解剖,生理,医化学,病理,臨床を問わず,神経系を考える場合に,意識的または無意識的に考え方の中核をなしているものであります.そこで,私の話を始める前にまず,ここにおられる学生の方の一人にニューロンとグリア,即ちastrocyteとoligodendrogliaの略図を黒板に書いていただきたいと思います.
 Fig.1がその略図でありまして,現在一般に通用しております概念をよく表現しております.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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