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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科7巻11号

1979年11月発行

文献概要

研究

133Xe静脈内投与による局所脳血流量測定方法の検討

著者: 馬場啓至1 森山忠良1 小野博久1 森和夫1 小野憲爾2 佐藤謙助2

所属機関: 1長崎大学脳神経外科 2長崎大学第二生理

ページ範囲:P.1061 - P.1065

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Ⅰ.はじめに
 局所脳血流量(rCBF)の測定には133Xeの頸動脈内動注法が広く用いられている.しかし,本法は頸動脈に閉塞性病変のある患者には,施行不能あるいは著しく困難であり,かつ高いリスクを伴う.一方,閉塞性脳血管障害患者においては,その治療法の選択や子後の推定に局所脳血流量測定が必要不可欠となることが多く,より安全で手技の簡易な測定法の開発が望まれている.われわれはこの目的のために,133Xe静注による局所脳血流量測定法の開発を試みたので,主として測定装置の概要,血流量計算および,そのコンピューター処理法についてのべ,併せて得られた臨床成績についても報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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