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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科7巻2号

1979年02月発行

文献概要

Current Topics

バイオレオロジーからみた血栓形成

著者: 新見英幸1 半田肇2

所属機関: 1国立循環器病センター研究所 2京都大学脳神経外科

ページ範囲:P.125 - P.130

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Ⅰ.はじめに
 周知のように,血栓症は血管内腔を狭めたり,完全に閉塞したりして,脳や心などの主要臓器の機能を障害したりする.また,血栓症は,近年,臓器や代用血管の移植や体外循環の際に随伴する病変として重要視されている.
 血栓症の研究は古く,Virchow(1848年)まで溯ることができる.Virchowは血栓形成の因子として,(1)血管壁の状態,(2)血流の状態,(3)血液成分,をあげているが,これらは現在でも血栓形成の基本因子と考えられている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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