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症例
中大脳動脈閉塞を初発症状とした脳腫瘍の1例
著者: 岸川秀実12 岩槻清1 梅田昭正1
所属機関: 1川崎医科大学川崎病院脳神経外科 2現籍・岡山大学脳神経外科
ページ範囲:P.377 - P.382
文献購入ページに移動診断上,脳血管障害と脳腫瘍とは,しばしば類似の症状を是するため誤診する場合が少なくない.その多くは,急激に発症する脳血管障害,特に脳卒中症状を呈する場合が多いようである.
大脳動脈の閉塞は,種々の原因によって起ることが知られているが8,12,13),脳腫瘍によって二次的に閉塞をきたす場合は,稀である.
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