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研究
高血圧性脳出血におけるCT所見の経時的検討
著者: 秋本宏1 牧豊1
所属機関: 1筑波大学脳神経外科
ページ範囲:P.455 - P.464
文献購入ページに移動Ⅰ.はじめに
頭蓋内出血巣の広がりの正確な診断には,最早やcomputed tomography(以下CT)は欠かせない.新鮮な出血巣はCTでは高X線吸収域として描出されるが,出血後,ある程度時間が経過した場合は必ずしも診断は容易ではない.
高血圧性脳出血のまとまったCTの報告は必ずしも多くはなく,経時的観察ですぐれているのは,本邦における.上林ら6),三浦ら11),西嶌ら17)の報告が代表的なものといえる.
頭蓋内出血巣の広がりの正確な診断には,最早やcomputed tomography(以下CT)は欠かせない.新鮮な出血巣はCTでは高X線吸収域として描出されるが,出血後,ある程度時間が経過した場合は必ずしも診断は容易ではない.
高血圧性脳出血のまとまったCTの報告は必ずしも多くはなく,経時的観察ですぐれているのは,本邦における.上林ら6),三浦ら11),西嶌ら17)の報告が代表的なものといえる.
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