文献詳細
文献概要
症例
正常圧水頭症の症状を呈した脳底動脈尖端部未破裂巨大動脈瘤
著者: 木下公吾1 角南典生1
所属機関: 1公立周桑病院脳神経外科
ページ範囲:P.603 - P.608
文献購入ページに移動I.はじめに
1964年Hakimが成人における水頭症で髄液圧が正常な症候群を記載し,1965年Adamsらによって正常圧水頭症(Normal Pressure Hydrocephalus)(以下,NPHと略す)の概念が提唱され,以後,本疾患に関して多くの報告がみられる.
NPHの発生には,原因不明な一次性のものと,くも膜下出血,頭部外傷などの明らかな原因疾患がみられる二次性のものとがある.
1964年Hakimが成人における水頭症で髄液圧が正常な症候群を記載し,1965年Adamsらによって正常圧水頭症(Normal Pressure Hydrocephalus)(以下,NPHと略す)の概念が提唱され,以後,本疾患に関して多くの報告がみられる.
NPHの発生には,原因不明な一次性のものと,くも膜下出血,頭部外傷などの明らかな原因疾患がみられる二次性のものとがある.
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