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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科8巻1号

1980年01月発行

文献概要

研究

脳室腹腔吻合機能不全例に対するshunt function testの撰択

著者: 松岡好美1 端和夫1

所属機関: 1北野病院脳神経外科

ページ範囲:P.43 - P.48

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Ⅰ.はじめに
 水頭症の治療には現在,脳室腹腔吻合術(V-P shunt)が広く行われている方法であるが,設置されたshuntが正常に働いているかどうかを判定し,follow upしてゆくことが,その治療上大切なことである.
 Shuntの機能状態は従来,臨床症状ならびにflushing deviceの触診所見によって判定されてきた.しかしながら,flushing deviceの所見が正常でありながら,臨床的にshunt機能不全症状をみる例や,逆にflushing deviceの所見は異常であるのに,臨床的に問題のないものがあり,flushing deviceの触診所見だけでは,shuntの機能を判定するうえで困難を感ずることが少なくない6)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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