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研究
実験脊髄損傷におけるMyelotomyの効果
著者: 岩崎喜信1 井須豊彦1 伊藤輝史1 田代邦雄1 都留美都雄1
所属機関: 1北海道大学脳神経外科
ページ範囲:P.65 - P.72
文献購入ページに移動外傷性脊髄損傷に対し,現在まで,種々の治療法がこころみられているが,いずれも満足すべき結果は得られていない.しかし実験上はAllen3)が脊髄損傷モデル犬を作製して以来,多数の研究者の努力により,その病態生理学的面のみならず,治療においても徐々にではあるが新知見が解明されつつある.
現在,広くおこなわれている外科的治療としては,脊椎の整復固定,および外減圧が主な処置であるが,現実には,椎弓切除術,硬膜切開などでは充分な効果が得られないことも事実である.
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