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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科8巻1号

1980年01月発行

文献概要

研究

実験脊髄損傷におけるMyelotomyの効果

著者: 岩崎喜信1 井須豊彦1 伊藤輝史1 田代邦雄1 都留美都雄1

所属機関: 1北海道大学脳神経外科

ページ範囲:P.65 - P.72

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Ⅰ.はじめに
 外傷性脊髄損傷に対し,現在まで,種々の治療法がこころみられているが,いずれも満足すべき結果は得られていない.しかし実験上はAllen3)が脊髄損傷モデル犬を作製して以来,多数の研究者の努力により,その病態生理学的面のみならず,治療においても徐々にではあるが新知見が解明されつつある.
 現在,広くおこなわれている外科的治療としては,脊椎の整復固定,および外減圧が主な処置であるが,現実には,椎弓切除術,硬膜切開などでは充分な効果が得られないことも事実である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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