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研究
急性期頭部外傷におけるCT像の検討—臨床分類(荒木分類)との関連について
著者: 秋本宏1 牧豊1 能勢忠男1 小野幸雄1 江頭泰平1
所属機関: 1筑波大学臨床医学系脳神経外科
ページ範囲:P.959 - P.964
文献購入ページに移動頭部外傷の重症度の分類には,臨床症状による分類(荒木2),Ommaya7),Kehlberg4))と,病理解剖学的変化を主幹としたもの(Denny Brown3),清水11),国際疾病分類)とがある.いずれにも一長一短があり,できれば初期外力を示す臨床分類と,ひきつづき惹起される病理解剖的分類を加えて考えるのが最も適当であろう.CT出現以来,肉眼的レベルでの病理所見の経時的変化が視覚化され,臨床予後の把握は極めて容易になったといえる.
今回は,最も実用的で広くなじみ使用されている臨床分類である荒木の分類と急性期のCT所見の対比を行い.
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