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海外だより
アメリカでの悪性腫瘍治療の現況
著者: 星野孝夫1
所属機関: 1カルフォルニア大学脳神経外科
ページ範囲:P.138 - P.139
文献購入ページに移動 1978年の5月号にアメリカでのco-operative studyについて書いたのを記憶しているが,その際にも触れたが,一番この種のstudyが盛んなのは悪性腫瘍に対するものである.
脳神経外科関係では,もちろんのこと,十数年前よりMichael Walkerを中心にBrain Tumor Study Group(BTSG)が結成され,今でもその活発な活動を続けている.人脳腫瘍のhetemgenicityしかも個人差などがからみ合って,それぞれの考え出された治療法を検討するためにはどうしても大きな母集団が必要になる,いまや単一の施設では,統計的に有意義な結果を得るのは不可能といってもよいくらいである.
脳神経外科関係では,もちろんのこと,十数年前よりMichael Walkerを中心にBrain Tumor Study Group(BTSG)が結成され,今でもその活発な活動を続けている.人脳腫瘍のhetemgenicityしかも個人差などがからみ合って,それぞれの考え出された治療法を検討するためにはどうしても大きな母集団が必要になる,いまや単一の施設では,統計的に有意義な結果を得るのは不可能といってもよいくらいである.
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