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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科8巻2号

1980年02月発行

文献概要

研究

閉塞性脳血管障害の脳脊髄液循環動態—Radioisotope cisternographyとcomputed tomography cisternographyとの対比

著者: 野垣秀和1 楠忠樹1 玉木紀彦2 松本悟2

所属機関: 1社会保険栗林病院脳神経外科 2神戸大学脳神経外科

ページ範囲:P.141 - P.145

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Ⅰ.はじめに
 閉塞性脳血管障害例の脳脊髄液(CSF)循環動態を検討した報告は今までに少なく,しかもこれらに関する知見は主としてRadioisotope cisternography(RIC)を用いて得られてきた.一方Computed Tomography(CT)の導入,ならびに水溶性ヨード剤であるmetrizamideの開発により,Computed tomography cititernegraphy(CTC)が臨床的に応用されるようになり,その有用性が諸家により報告されている.
 われわれは今同,RIC,CTCの両検査法を用い,閉塞性脳血管障害例のCSF循環動態を検討し,若干の知見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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