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研究
再発乳癌に対する定位的下垂体破壊の経験—特に除痛効果について
著者: 杉浦和朗1 遠藤実1 知識鉄郎1 庄司佑2
所属機関: 1東京労災病院脳神経外科 2日本医科大学第2外科
ページ範囲:P.241 - P.246
文献購入ページに移動脳下垂体破壊術は,乳房や前立腺等に原発したhor-mone dependentな癌の退縮を目的として,欧米においてはかなり積極的に行われ1,6,27),40-50%の症例において腫瘤を縮小しうること,また,それ以上の率で鎮痛効果をあげうることなどが明らかにされてきた18,20,28).われわれも再発乳癌の9症例に対し,計10回の定位的下垂体破壊術を行い,除痛効果に関して興味ある結果を得たので報告する.
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