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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科8巻4号

1980年04月発行

文献概要

研究

脳腫瘍に対するレーザ手術の評価

著者: 原充弘1 岡田純一郎1 竹内一夫1 滝沢利明2 松本正久2

所属機関: 1杏林大学脳神経外科 2中央鉄道病院脳神経外科

ページ範囲:P.363 - P.369

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Ⅰ.はじめに
 1960年にlaser(LASERはLight Amplification by Stimulated Emission of Radiationの略)が出現して以来,ruby laser,He-Ne laser,argon laser,CO2 laser,YAG laser等種々の型のlaser機が開発されてきた.しかしこの中で,現在脳腫瘍手術に対し最も利用価値のあるのは,滝沢らにより脳神経外科用として開発されたCO2 laser(以下Laserと略)と考えられる.
 われわれは1977年以来,各種腫脳瘍の手術に際しLaserを用いている.その経験から,現在なお高価な本装置が脳腫瘍手術にどれほど有用であり,しかも必要であるかをできるだけ客観的に検討してみた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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