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短絡管機能判定法—各種機能判定法の限界と短絡管系に組み込まれた頭蓋内圧計の開発
著者: 苧坂邦彦1 太田富雄1
所属機関: 1大阪医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.811 - P.817
文献購入ページに移動短絡管設置術を行った水頭症患者ではその短絡管機能を注意深く監視し,機能異常が認められれば適宜,適切な処置がなされねばならない.しかし短絡管機能を正確に知ることは至難の技である.例えば現在広く行われている臨床症状の推移とflushing device操作による短絡符機能判定法は意外に信頼性が低く,しかも,その判定は通常短絡管が「開存しているか,いないか」の2段階としてしかなされていない.しかし短絡管機能判定は
(1)髄液が過剰に排出されている機能過剰
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