文献詳細
文献概要
症例
特発性脊髄硬膜外血腫の1治験例
著者: 榎本貴夫1 牧豊1 中川邦夫1 能勢忠男1
所属機関: 1筑波大学臨床医学系脳神経外科
ページ範囲:P.875 - P.880
文献購入ページに移動脊髄硬膜外血腫は古くから知られた疾患であるが,比較的稀であり,そのために診断が遅れ重篤な結果を招くことがある.一般的には早期診断,早期治療により良好な結果を得ることが知られている.一方,手術時期が遅れても比較的良い結果を得る例も見られる.著者らは最近そのような1例を経験したので,予後に影響を与える諸因子の検討を加え報告する.
掲載誌情報