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文献概要
扉
専門医の理想像に関する随想
著者: 松村浩1
所属機関: 1関西医科大学脳神経外科
ページ範囲:P.5 - P.6
文献購入ページに移動 医学書院から,2回目の「扉」を書くようにとのことであるが,今もって特に考えていることもないため,教室での卒後教育について,平素考えていることを,整理する意味で文章にして述べてみたいと思う.
何科の卒後教育であっても,医師として完成するためには,自己の専門領域の修業のみでは不十分であると考える.もちろん,専門領域(ここでは脳神経外科ということになる)に関しては,すべての疾患を細大もらさず常に頭の中に整理し,新しい知識を追加していかねばならない.その上に,その領域の中の自分の研究領域がある.この領域に関することは,常に文献に目を通し,自分の老えを積み重ね,常に最高レベルを維持すべく努力を続けなければならない.
何科の卒後教育であっても,医師として完成するためには,自己の専門領域の修業のみでは不十分であると考える.もちろん,専門領域(ここでは脳神経外科ということになる)に関しては,すべての疾患を細大もらさず常に頭の中に整理し,新しい知識を追加していかねばならない.その上に,その領域の中の自分の研究領域がある.この領域に関することは,常に文献に目を通し,自分の老えを積み重ね,常に最高レベルを維持すべく努力を続けなければならない.
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