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研究
CTによる大後頭孔部—上位頸椎部疾患の診断
著者: 井須豊彦1 伊藤輝史14 岩崎喜信1 都留美都雄1 北岡憲一2 宮坂和男3
所属機関: 1北海道大学脳神経外科 2美唄労災病院脳神経外科 3北海道大学放射線科 4室蘭日鋼記念病院脳神経外科
ページ範囲:P.1251 - P.1258
文献購入ページに移動大後頭孔部周辺疾患は,多彩な神経症状を呈し,診断に難渋することが多い1).しかも,従来より施行されてきたair myelugraphy,myodil myelographyなどの諸検査では,患者に対する侵襲が強く,その上,手技上の難しさも加わり,確定診断が困難な場合もある1).CTの登場にて,同領域の診断がnon-invasiveに可能となった今回われわれは,CTによる大後頭孔部—上位頸椎部疾患の診断につき検討を加えたので報告する.特にC1レベルにおけるplain CT所見に注目してみた.
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