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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科9巻12号

1981年11月発行

文献概要

研究

高血圧性脳出血に対する定位脳手術的血腫除去

著者: 林実1 長谷川健1 古林秀則1 宗本滋1 山本信二郎1

所属機関: 1金沢大学脳神経外科

ページ範囲:P.1365 - P.1371

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I.はじめに
 高血圧性脳出血はCT scanの導入により,血腫の局在,進展方向,血腫量,脳室穿破の有無などが極めて正確に把握できるようになった.その治療において,われわれは主として視床や被殻に限局した出血,脳室穿破を伴う視床出血に対し,CT scanによる計測をもとに定位脳手術装置を用い,血腫の吸引除去を10例に試みた.この方法は手術侵襲が極めて小さく,かつ手術適応を吟味すれば有力な治療法の1つとなりうると考えられたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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