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研究
急性期脳虚血における酸素輸液剤Fluosol-DAの効果
著者: 石川陵一1
所属機関: 1聖路加国際病院脳神経科 2
ページ範囲:P.1503 - P.1508
文献購入ページに移動fluorocarbonが酸素および炭酸ガスの運搬能を持つことは,1966年Clark4)により,その代用血液としてのパイオニア的基礎研究が行われた.以後数多くの基礎実験,特にこれらの物質の精製,および毒性を取り除く種種の研究が主に日本および米国においてなされてきた.
現在,最も効果的なfluorocarbonとして知られるfluosol-DAは,最近日本で開発されたもので,perfluorodecalinとperfluorotripropyamineを非イオン系の表面活性剤pluronic-F-58を用いて懸濁液化したものであり,イントラリピッド,グリセロールや脂肪酸を用いて等滲透圧にしたものである.
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