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研究
脳神経外科領域におけるステロイドホルモン投与法の検討—血液中および髄液中濃度と臨床効果よりみて
著者: 楠忠樹1 玉木紀彦1 藤田勝三1 野垣秀和1 長嶋達也1 松本悟1
所属機関: 1神戸大学脳神経外科
ページ範囲:P.247 - P.250
文献購入ページに移動脳神経外科領域において,脳浮腫の治療および予防を目的として,副腎皮質ホルモンは臨床的に広く用いられ,脳浮腫に対する副腎皮質ホルモンの有効性については疑問のないところである.しかし,その作用機序,投与法および投与量等については,いまだ意見の一致をみない.
われわれは副腎皮質ホルモンβ−methasone投与後の血液中および脳脊髄液中のβ−methasone濃度をradioimmunoassayにより測定し,また臨床効果と比較検討することにより,脳浮腫に対する副腎皮質ホルモンの投与法について検討した.
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