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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科9巻3号

1981年03月発行

文献概要

症例

入院時CT像からは予測しえない病態を呈した急性期頭部外傷3剖検例

著者: 深町彰12 若尾哲夫1 川淵純一2

所属機関: 1山梨県立中央病院脳神経外科 2群馬大学脳神経外科

ページ範囲:P.349 - P.355

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I.はじめに
 急性期頭部外傷例の診断にCTが有用であることは既に周知のことである.しかしわれわれは,入院時CT像からは予測しえない経過をとった3剖検例を経験した.これらはそれぞれ,硬膜外血腫術後に発生した外傷性脳内血腫,小脳挫傷,大脳縦裂硬膜下血腫という比較的特異なものであった.そこで,各病態に関し文献的考察を加え,ここに報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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