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症例
入院時CT像からは予測しえない病態を呈した急性期頭部外傷3剖検例
著者: 深町彰12 若尾哲夫1 川淵純一2
所属機関: 1山梨県立中央病院脳神経外科 2群馬大学脳神経外科
ページ範囲:P.349 - P.355
文献購入ページに移動急性期頭部外傷例の診断にCTが有用であることは既に周知のことである.しかしわれわれは,入院時CT像からは予測しえない経過をとった3剖検例を経験した.これらはそれぞれ,硬膜外血腫術後に発生した外傷性脳内血腫,小脳挫傷,大脳縦裂硬膜下血腫という比較的特異なものであった.そこで,各病態に関し文献的考察を加え,ここに報告する.
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