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文献詳細

雑誌文献

Neurological Surgery 脳神経外科9巻7号

1981年06月発行

文献概要

総説

抗生物質—髄膜炎を中心に

著者: 小林裕1 春田恒和1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院小児科

ページ範囲:P.771 - P.783

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I.はじめに
 化膿性髄膜炎は現在でも難治である.その理由として,電撃型の存在,診断が難しく治療開始が遅れやすいこと,耐性菌の出現等とともに,中枢神経系が抗生剤の非常に移行し難い臓器であることがあげられる.
 第三世代の抗生剤は恐らく革命的ともいえるほど事態を改善し,教科書の本症化学療法に関する記述は近い将来大幅に書き変えられると思われるが,基礎的な面では不明の点が極めて多く,残された問題も少なくない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1251

印刷版ISSN:0301-2603

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