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文献詳細

雑誌文献

検査と技術1巻4号

1973年07月発行

技術講座 生化学

生化学検査と誤差・2

著者: 大場操児1

所属機関: 1順大病院中検

ページ範囲:P.58 - P.59

文献概要

 分業の発達した中検の検査技師は列車が運転計画に従って動くように,常に一定の流れで仕事を処理している.中検に職員が20人いれば20人とも仕事の状況に応じて特急,急行,鈍行として走りつづけている.ところが病棟,外来から届けられる検体は発車時間に間に合わなければ列車に乗り遅れ,翌日もしくは次回の発車を待たねばならないことになる.
 その待ち時間が測定値に影響を与えることは当然考えられる.ひとつに血清放置による水分蒸発があげられ,測定濃度は増加することが明らかである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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