文献詳細
文献概要
臨床検査技師のための 化学
化学反応・5 酸‐塩基反応(3)
著者: 吉田光孝1
所属機関: 1東邦大理学部
ページ範囲:P.28 - P.31
文献購入ページに移動酸性・アルカリ性の程度を示すpHとは何か
酸性・アルカリ性の程度をpHで示すことがある.胃液中のペプシンはpH1.6-2.0ぐらいの酸性溶液中で作用し,膵液中のトリプシンはpH8付近のアルカリ性溶液で作用する.また,血液のpHはpH7.3-7.4の範囲内で一定に保たれている.このように使われているpHとは何であろうか.pHを一定に保つにはどうすればよいか.
酸性・アルカリ性の程度をpHで示すことがある.胃液中のペプシンはpH1.6-2.0ぐらいの酸性溶液中で作用し,膵液中のトリプシンはpH8付近のアルカリ性溶液で作用する.また,血液のpHはpH7.3-7.4の範囲内で一定に保たれている.このように使われているpHとは何であろうか.pHを一定に保つにはどうすればよいか.
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