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文献詳細

雑誌文献

検査と技術1巻7号

1973年10月発行

文献概要

実習日誌

遠慮は禁物

著者: 三井幸子12 横山美智子12 福田育代12 本間泰延12

所属機関: 1北里衛生科学専門学院 2立川共済組合病院

ページ範囲:P.32 - P.32

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 講義を約7か月,学内実習を約半年受け,11か月の病院実習にはいった.
 学内実習では基礎的なこと―ピペットの持ち方,計量方法など―から始まり,ひととおりの検査を実習した.病院実習をしていると,学内実習の不十分な点がわかるようになった.学内では検体の数も種類も限られている.大部分が正常なものであり,もしくは極端に異常だった.学内ではグループ単位で実習を行なう.学生どうしが意見を出し合い,協力して実験を進める.それは勉強になる.が,ひとつの実験を,始めから終わりまで,ひとりで操作する機会に恵まれることは少ない.器具も検体も数量的に限りがあるから,操作の一部分に手を出したり,人のを見るだけになることもあった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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